着物と着付けに導かれて ☆.。.:*・° 着物

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2017/05
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 東京家政大学企画展 「よそおう 」 ★.。
東京家政大学博物館 企画展「よそおう」に行って来ました。

百周年記念館 5階で、家政大学ならではの視点で開催されています。

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会場入り口前のディスプレイです。会期中に下記のイベントが予定されています。

紅をさしてみよう → 6/8(土) 
打掛を羽織ってみよう → 5/30(木)30(木)6/6(木)13(木)

展覧会会場内では写真撮影が禁止ですが、入り口前のディスプレイはOKです
ので、身を乗り出して着物を見つめ、バシバシと写真を撮っておりました。

立ち入り禁止の策を乗り越えそうな、私の熱視線が目に余ったのでしょうか (^^;)
学芸員の方が声をかけて下さり、いろいろとお話を伺うことが出来ました LUCKY ♥

左側が正絹で明治時代の打掛 ・ 右側がイベント用で現代の打掛となり、
左側の正絹に比べましたら、右側は 約三倍 重たくなるそうです。


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打掛を羽織る体験イベントの際に、絹と綿の重さの違いを、より具体的に感じる
ために作成された小さな御座布団、それぞれ中に絹と綿が入っています。

私も実際に手に載せて頂きましたが、何と!絹はあまりにも軽すぎて、手の掌に
載せている感触が全く無く、今人気のNHK朝のテレビ小説で流行っている言葉
「 じぇ ・ じぇ ・ じぇ~ 」 でした。

小さな御座布団でも、中に入っている物が違うと、布のしなり方が違ってきます。

どのような様子だったのか、学芸員さんにモデルになって頂き写真をパチリ!
このように、綿と絹の重さの違いを実際に体験出来て、とても良い経験になりました。

左 → 絹 ・ 右 → 綿             左 → 綿 ・ 右 → 絹

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また東京家政大学では、過去の展覧会に応じて独自の資料を作成しており、
それを¥500 で譲って頂くことが出来ます。


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今回譲って頂いたのは、御大典の装束と江戸時代の武家装束に関する資料です。
なかなか目にすることが出来ない、雅な装束にうっとりです。

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東京芸術大学美術館や今回訪れた東京家政大学の博物館は、通常の大規模な
展覧会とは異なり、大学独自の視点や展示方法で「 さあ、どうぞみて下さい! 」
という心意気を感じます(^-^)

学芸員の方が「 今回の企画展は、着付けや着物関係の方がとても多いです 」と
おっしゃっていました。

美術館はまさに百聞は一見にしかずで知識の宝庫ですので、これからも時間の
許す限り ♥ もフットワークも軽く、学んでいきたいと思います。


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 日本橋高島屋 「 龍村平蔵時を織る 」 ★.。
龍村平蔵 「 時 」を織る

4月 3日 ~ 4月15日 大阪 高島屋
4月17日 ~ 4月22日 京都 高島屋
4月25日 ~ 5月 6日 東京 日本橋高島屋
5月24日 ~ 6月 4日 横浜 高島屋

巡回していますので、着物好きな方のブログにも数多く掲載されており、私も今回
東京での開催を楽しみにしておりました。

茶道を習っている私は「龍村」といえば小さな仕覆の裂を思い出しますので、
今回のようにところ狭しに展示された逸品は、まさに 織りの妙 圧巻でした。

表

裏

近眼の私はいつもながら、展示ケースのガラスに思いっきり頭をぶつけたり(痛)
展示品のあまりの美しさに思わず手を伸ばしそうになるので、どの展覧会へ行っても
常に警備員の方の熱き視線を一身に浴びながら、会場内を動いております (^^;)

展示品は想像以上に立体的でしたので、吸い込まれそうにな感覚を覚え 今回も
その魅力に思わず手を伸ばしそうになるのを、何度もグッと抑え込むに必死でした。

展覧会後半はテーマ別に帯の見本裂が展示されており、想像力は膨らむ一方です。

特に、四代平蔵の切り子を題材にした「ぎやまん錦 」はとても織物とは思えず、
この帯を締める時はどういう着物を身に付けようかしら?と想像力逞しく物思いに
ふけっておりました ♥

展覧会図録、オールカラーで大変解りやすいです。

展覧会図録

今回残念に思ったことは、展示品があまりにも粗雑に展示されている という事です。

壁紙が剥がれ、穴が開き、額装された展示品の展示位置はバラバラ、ケース自体も
古く老朽化していて、折角の展示品が泣いているような感じを受けました。

デパートの展覧会は美術館とは違い、多くの制約が有るため仕方が有りませんが
それでも今回の展示方法はあまりにも酷く、手抜きを感じました。

今まさに目に映り、赤き血が流れ、心臓が動く物だけが生きていることではなく、
製作者が心血を注いだ名品達もまた、時代を超えて生き続けていると思うのです。

名品達の素晴らしさを現代に伝え、次世代へ伝えることが、現代を生きる人々の
使命であり、伝統文化の継承に繋がりますが、だからこそ、その役割は重く難しい!
と考えさせられた展覧会となりました。


嬉しい出来事 ♥

仕事を終えて急いで高島屋へ行き、館内の龍村平蔵展のポスターを ジー と食い
入るように見つめておりましたら、上品な御夫人から「 これからいらっしゃるの? 」
と聞かれて、その場で招待券を頂きました。

ビックリしておりましたら、「気になさらなくても良いのよ、楽しんでいらっしゃい!」
と背中を押されて会場へ行き、お陰様で至福な時間を過ごす事が出来ました
改めて御礼申し上げます、有難うございました。


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 銀座和光ホール「 築城則子染色展 」 ★.。
待って ・ 待って ・ 待ち焦がれていた展覧会、私の出身地福岡県の織物です。

十数年前に着物の本を読んでいて築城先生が小倉織を復元したことを知り、東京で
開かれるデパートでのイベント等には通って小物等は購入しておりましたが、実際に
着物や帯を目にした事は有りませんでした。

10年前の開催時は都合が悪くて伺うことが叶わなかったため、その後あちらこちらに
問合せをして、首を長くして待っておりました。

銀座和光ホール6階 築城則子先生の小倉織染色展 です ← クリック

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はやる心を抑えつつ足早に向かった和光ホール6階に広がる縞の世界は、今まで
全く見たことが無く、縞がこれ程様々な表情とふくらみを持つ事に驚きました。

小倉織 とは?

緯糸を1とした場合に経糸に細い綿糸を3倍使用するため、地厚でとても丈夫な
質感と同時にシルクのような光沢感が有り、経縞の豊富な色のグラデーションで
豊かな表現を表すことが可能です。

会場内で販売されていた作品集です。

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和光一階 西側 ウインド

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右側は製作途中の帯です

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どれ程細かい糸が使用されているのか良く解ります。

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会場にいらっしゃった築城先生はイメージ通りの粋でとても素敵な女性でした。

小倉織はまさに凛とした縞の世界、築城先生が「 男前の女性に身に付けて欲しい 」
と話される気持ちが良く解ります。

城下町小倉でいにしえの女性達が、どの様な想いで織っていたのだろうと考えた際
胸が熱くなると同時に、今この現代に小倉織を見事に復活なさった築城先生の情熱
に熱き想いを感じます。

故郷に居る時は毎年必ず、太宰府天満宮・宗像大社・宮地嶽神社の三社参りを
していました。

いつの日か必ず、小倉織で身を包み三社参りをして当時見に行くことが出来なかった
玄界灘の海の祭事 みあれ祭り ← クリック を見に帰りたいと思っております。


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 無印良品で着物用のキャリーケースを購入 ★.。
平日行っている茶道のお稽古は、残業が終わってから駆けつけておりますが
毎回茶道は本来着物を着てお稽古をするものだと、つくづく感じております。

平日の夜のお稽古のメンバーは皆仕事をしておりますので洋服のままですが
午前中のお稽古通に通われている先輩の方々は、皆さんお着物です。

何気ない所作や建水の取り扱いの際など、やはり着物を身に付けていないと
本来の動きと違い雑になってしまい、身体が覚えないような気が致します。

いろいろ考えた末勤務先に着物で通勤する事も考えましたが、どう考えても
朝のラッシュアワーを着物姿で対応するのはあまりにも厳しい・・・(^^;)

結局着物をキャリーケースに入れて会社へ持って行き、仕事が終わり次第
会社のロッカーで着物に着替えてからお稽古に行こうと思っております。

NETで着物用のスーツケースを探しましたが、どれも帯に短し襷に長し・・・
それでも諦めずに探して、やっと希望のキャリーケースを手に入れました(^-^)

無印良品で4月5日に販売されたばかりのソフトキャリーケースです。

何といっても帯の横幅を考えた際、余裕を持って35センチの幅が欲しかったので、
店員さんに内寸を図ってもらい、自宅で帯を入れてみたらピッタリでした ♥

肌着・長襦袢・着物・帯・帯揚げ・帯枕・草履 全てコンパクトにまとまります。

下記の写真は全てクリックをしますと拡大します。

正面 背面

朝の通勤列車の混雑を乗り切るには、キャリーケースが大きすぎても小さすぎても
邪魔になるだけですので、まさにこの大きさのスーツケースを待っておりました。

仕切り① 仕切り②

更にもう一つの購入ポイントは背面についているロック機能です。

駅のホームは傾斜している個所も多いですし、座席に座った際キャリーケースが
動かないように押さえているのも意外と労力を使います。

その点このキャリーケースはロック機能を簡単にかける事が可能です。

無印良品 決め手はストッパー

腱鞘炎気味の私にとって、まさに待っていました!の商品です。

勤務先では新しい社員を迎え一段と慌ただしくなりましたが、落ち着いた暁には
このキャリーバッグに着物一式を入れて通勤し、ロッカーで着物に着替えてから
お稽古に行くことを今から楽しみにしております。


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 池田重子コレクション 「 日本のおしゃれ 」展 ★.。
今から15年前、たまたま新聞を見ていて目に留まったのが池田重子さんの
「 日本のおしゃれ 」展という着物の展覧会でした。

元々着物は好きでしたが、このような着物を主とした展覧会が有るのを初めて知り
心躍らせながら新宿の伊勢丹美術館に行ったのがついこの間のようです。

今まで見たことの無い、圧倒的な存在感の着物を目にして興奮しておりました。

会場内でしっとりと落ち着いた雰囲気の中にも、華やかな雰囲気が滲み出ている
着物姿の女性の歩く姿がとても素敵で見つめていましたら、他の来館者の方の
「 池田先生がいらっしゃっているわ 」という言葉でお名前とお顔が一致しました。

展覧会もさることながらオールカラーの図録も大変素晴らしく、折に触れて図録を
手にしては、絶妙なコーディネイトを勉強しております。

以下は私が今まで行った際に購入した図録です。
画像をクリックすると拡大しますので、表紙を飾る逸品をご覧ください。

帯結び・着付け等の書籍は数多く出ておりますが、コーディネイトの本は数が
少ないよう気がしますので、着物好きな方に是非お勧めいたします ♥

④・⑤・⑥ の図録は池田先生のHPでも販売されているようです。 ← クリック

① 第3回日本のおしゃれ展:1998年12月~1999年1月・伊勢丹美術館

② 第4回日本のおしゃれ展:2001年12月~2002年1月・伊勢丹美術館

↓ 画像をクリックすると拡大します  ② ↓ 画像をクリックすると拡大します

第3回日本のおしゃれ展 第4回日本のおしゃれ展

③ 第6回日本のおしゃれ展:2005年3月・松屋銀座

④ 第8回日本のおしゃれ展:2010年12月~2011年1月・松屋銀座

↓ 画像をクリックすると拡大します  ④ ↓ 画像をクリックすると拡大します

第6回日本のおしゃれ展 第8回日本のおしゃれ展

⑤ 昔きもの美の歳時記:2002年12~2003年1月・池袋西武ギャラリー

⑥ 日本のおしゃれ レトロ&モダン:2004年4~5月・広島県立美術館

↓ 画像をクリックすると拡大します  ⑥ ↓ 画像をクリックすると拡大します

昔きもの美の歳時記 日本のおしゃれレトロ&モダン

池田コレクションの中から生え抜きの逸品を集めた本が下記の本です。

池田重子コレクション THE BEST ~日本のおしゃれ きもの美の真髄~

池田 重子 大和書房 2010-10-14
売り上げランキング : 289141
by ヨメレバ


素晴らしき着物文化に思いを馳せていると時間が経つのを忘れてしまいます。

またまだ未熟でひよっこ着付け師ですが、素晴らしきこの文化に携わる事が
出来るのは大変ありがたく、次世代の担い手になれるよう頑張りたいと思います。

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プロフィール

shakyaku ☆.。.:*・°

Author:shakyaku ☆.。.:*・°
着物と着付けの世界に引き込まれ、
皆様に喜んで頂ける着付け師を目指して
日々勉強しております(^-^)

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